みやじ豚@銀座の豚鍋

以前なにかの雑誌を読んでるときだったか、若手起業家かなにかの特集記事があって、活躍している人が何人か紹介されていて。そのなかに、どこかで聞いたことある名前が混じっていて、記憶をたどって思い出してみるとそういえば高校のときのクラスメートだったわー。というのが、藤沢で「みやじ豚」というブランド豚を育てている牧場の社長さん。数年前に家業を継いだあとにみやじ豚というブランドを掲げてPRに努めて、いまや知る人ぞ知る存在になっているらしい。飼育頭数があまり多くなくておおっぴらに流通はしていないそうなんだが、せっかくの縁だしうまい豚肉も食べたいし、いつか食べたいなー、と思い続けていたここ数ヶ月。
先月。そのみやじ豚が、銀座に新規開店したお店で食べられる、という話を耳にして、当然これはいかねば!ということで行ってきた次第。せっかくなので高校時代からの友人たちに声をかけて、プチ同窓会の気分で行って参りました。

 

お店の名前が「銀座の豚鍋」という個性的な名前。みやじ豚の専門店というわけではなく、いろんなブランド豚が食べられるお店、というなかにみやじ豚も取り扱っている、という位置づけ。とはいえ、料理ごとにどのブランド豚を注文するかが選べるんだが、マンガリッツァやイベリコ豚よりもみやじ豚のほうがお値段が上ランク、という高級品扱いだった。

 

お鍋用の豚肉いろいろ。こうやってお肉ごとに品札があるとそれだけで妙にテンション上がりますね。

 

金華野菜焼鍋、というお鍋。上の鉄板で豚肉を焼いて、出てきた脂が下のスープに落ちる、というつくりになっていて、豚のうまみが鍋スープにも濃厚に漂います。肝心のみやじ豚の味は、厚切りでとても弾力がありました。野菜にも合う合う。

 

みやじ豚のほかにもブランド豚がいろいろ。ハム盛り合わせ。赤ワインにぴったり。

 


鍋の〆の麺。ぜんぶいっぺんに鍋投入したら、緑色のやつがなかなか火が通らなくて食べ時を誤った。でもしかしうまい。ちゅるっと完食。

 

うまい料理とともに思い出話にも花が咲いて、4時間以上ものんびり滞在してしまいました。一緒に言ったメンバーの1人が、この翌日、勢いあまって藤沢のみやじ牧場まで実際に行ってしまったらしく、いくつになってもこういう良い意味でバカな友人がいて、僕は幸せです。