国技館に行ってきた。初・大相撲観戦!

 

人生初体験の大相撲観戦をしてきました。初場所両国国技館

 

結びの一番が行われるのはいつも18時前ですが、取り組み自体は番付の低い順に午前中からおこなわれていて、チケットは何時から行っても1日均一のお値段。ということで正午ごろから張り切って行ってきました。

 

なにをかくそう中学〜高校ぐらいのころはどっぷり相撲観戦にハマっていた時期がありました。当時活躍していた力士といえば、貴乃花大関から横綱昇進して曙としばらく2横綱時代が続いて、その後武蔵丸若乃花横綱になったあたり。小錦舞の海の大小対決が毎回沸いたり、貴ノ浪貴闘力安芸乃島といった藤島改め二子山部屋勢が幅を利かせていたりした時代。千代大海はつい先日引退してしまいましたが、魁皇土佐ノ海などは当時から現在も現役続行中。武双山水戸泉といった人たちは今は親方になって勝負審判をしていた。

 

 

以下、写真撮りまくったものを大量列挙。一般客の顔については分からないようにボカシ加工してます。



正午過ぎごろの館内。まだ観客もまだら。
 

これが升席。鉄パイプで正方形に区切られていて、まさに枡のごとし。定員4名ですが若干窮屈め。
 

序二段あたりの取り組みが淡々と行われていました。
 

淡々と。
 

こんなかんじです。
 

そんななか、この日の昼の取り組みでもっとも沸いた一番。物言いがついて同体取り直しの判定、が2回繰り返されて、3度目の勝負でもまた物言いがついたすえ、毎回行事軍配の上がっていた西側にようやく勝利確定。(追記:asahi.comに記事がありました。幕下の青馬―千代の花戦、3度の物言い 大相撲初場所) ちなみに行司さんにも格付けがあって、それによって装束が異なるらしく、このへんの取り組みを捌くひとは足元が高校球児みたいな格好していた。
 

天井は意外と高い。
 

吊り天井。このワイヤーたちで数トンもある吊り天井を支えている。
 

2階席から見る眺めもなかなかよい。上から見下ろす感じ。
 

おなじく2階席から。
 

こちらは土俵際から眺める。熱戦の一部始終を連続撮影スタート。
 

四つに組み合った。
 

前に出る。
 

上手投げ。
 

しばらく息の詰まる攻防が続いたあと、土俵中央でしばし静止。
 

動いた。投げ。
 

反撃の送り。
 

最後は押し出し。
 

負けたほうは無念の立ち尽くし。
 

力士の通路のとこにはNHKのテレビカメラがスタンバイ。
 

勝負が終わった力士が通っていきます。
 

ちなみにその通路の先には、出番を待っている力士たちがぞろっと待ち構えていた。
 

休憩。特別企画でちゃんこ鍋が販売されていた。おなかに優しい味でした。そういえば写真撮り忘れたが、国技館の地下で作られているという名物の焼鳥も美味でした。昼間っからビールのみまくり。
 

ふと館内が沸いていて、おもわずその頭を激写してしまった。幕下の終わり際。この人を見てなんとはなく、かつて同じような特徴的な髪型をしていた琴稲妻や大至を思い出してしまった。琴稲妻はこの日勝負審判として時々土俵際に座ってました(このあとの写真にちらり出てきます)。
 

そして十両力士の土俵入り。このへんから館内の空気が賑わってくる。
 

土俵入りの続き。
 

ガラガラだった客席も、十両土俵入りが行われる16時半ごろには席が埋ってきた。
 

ちょうどTV放送が始まる時間。放送席にはこの日のゲストで野村監督と舞の海秀平さんが登場。
 

別の解説席には元寺尾の錣山親方も登場。
 

そして幕内の土俵入り。
 

人気者の高見盛。精神統一してる風。
 

大関琴欧州琴光喜
 

そして横綱の土俵入り。まずは東方の白鵬から。
 

生でみると横綱土俵入りって超格好良い。迫力ありまくり。
 

そして西方の朝青龍。ずっとしかめっつら。
 

客席はさらに埋ってきた。天井には満員御礼が出ました。
 

ひときわ客席が沸く高見盛が登場。
 

見事勝利して懸賞金をゲットする高見盛
 

そう、幕内に入るとちらほら懸賞金が掛かるようになって、幕を眺める楽しみも増える。こちらはおなじみ永谷園だらけ。
 

こちらはマクドナルドだらけ。相撲とは意外な組み合わせの感もあるが、両国駅前に店舗があるせいかマクドナルドの懸賞金も多かった。
 

こんな懸賞幕もありました。
 

取り組みが進んで大関琴欧州登場。身長203cmとあって頭1つでかい。
 

3日目に幕内勝利回数の記録を樹立してから負けが続いていた魁皇。この日勝利するとひときわ館内が沸いた。
 

朝青龍(右)は取り組み前に対戦相手へガンつけまくりまくり。まるでプロレスのような雰囲気。
 

この日の結びの一番では、横綱白鵬が負けてしまい、座布団が乱れ飛ぶ。千載一遇のチャンスだったのだがカメラ撮っていたら自分は座布団投げそこねてしまった。至極残念。
 

この日のすべての取り組みが終わった後は、弓取り式。
 

 

所感。初の国技館、生の大相撲はめちゃ楽しかった!館内の雰囲気、格闘技の迫力、どれも楽しさ満点。館内にはお土産屋やおつまみメニューも充実していて、昼間っからビール片手に観戦するのがおすすめです。最高の休日になりました。

 

 


おまけ。終わったあとは近くのちゃんこ屋へ。「横綱ちゃんこ」というメニューをオーダーしたら、こんな海産物てんこ盛りの鍋具材が出てきてびびった。こいつは豪勢!