パリ市内観光編

フランス旅行記も今回で完結編です。パリ市内観光の写真をいろいろ。

夕食編その1


まずはモンサンミシェルに行った日の夕食。パリに戻ってきたのが20時ごろ。オペラ広場付近で解散したあと、歩いて10分ほどのところにあるシェルティエ Le Bouillon Chartier というお店へ。着いたときには行列ができてて、20分ほど並んでようやく中に入ると、店内は広い空間に高い天井に、客が満席でワイガヤとしていて、なんだかビアホールのような賑やかな空気。比較的安めのメニュー揃えで、そのかわり1皿の量は少なめで、日本の居酒屋っぽく気安く食事を楽しめるお店のようです。
ものめずらしかったのは、テーブルクロス代わりにテーブル大の模造紙が敷かれていて、オーダーするとそこに直接内容を書き込んでいくスタイル。
 

これはなにのテリーヌだったっけな。赤ワインがあいます。
 

初めて食べたエスカルゴ。たっぷりかかったバジルとガーリックの味しかしませんでした。
 

骨付き鴨肉のコンフィ。皮がパリっとしていて美味。
 

会計を頼んだら、テーブルシートの上で暗算で計算してくれました。2人で行って50ユーロ足らず。グラスワインからデザートまで食べてこのお値段ならとってもリーズナブル。

 

ルーヴル美術館


 
日が空けて、市内観光メインの日。まずはルーヴル美術館 Musee du Louvre へ。正門前の中庭と軍人さんの図。ルーブルに限らず街中でパトロールしてる軍人さんをちょくちょく見かけた。
 

建物中央にガラス張りのピラミッドがあって、ここが中央入り口。行列です。
 

行列してる途中に掲示されていた、禁止事項のポスター。写真撮影はフラッシュ使わなければOKらしい。
 

で、ようやく中に入る。だだっぴろーい!展示されてる絵の数も半端なく多い。
 

ニケの彫像。詳しい解説 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A2%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%B1%E3%81%AE%E3%83%8B%E3%82%B1
 

一番人気のモナ=リザ。詳しい解説 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B6
 

ドラクロアの「民衆を導く自由の女神」。詳しい解説 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E8%A1%86%E3%82%92%E5%B0%8E%E3%81%8F%E8%87%AA%E7%94%B1%E3%81%AE%E5%A5%B3%E7%A5%9E
 

館内は比較的自由になにやってもいいみたいで、絵画の模写スケッチをしてる学生の集団がいたり、こうやって本格的に居座って模写してるおじさんもいた。そしてそれに見入る子供、の図。
 

ハンムラビ法典銅像。目には目を、歯には歯を、というアレですな。詳しい解説 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%93%E6%B3%95%E5%85%B8
 

ミロのビーナス。すばらしい肉体描写。詳しい解説 → http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%AD%E3%81%AE%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B9
 

美術館の地下にはこういう逆さピラミッドがあったり、アップルストアがあったり、商業街と直結してました。

 

シャンゼリゼ通り、凱旋門


ルーヴルから、シャンゼリゼ通りを歩いて凱旋門を目指します。ここはルーブル美術館の前にあるテュイルリー公園。遠くに凱旋門が肉眼で見える。
 

おなじくテュイルリー公園。左側に見えるのはコンコルド広場。この真後ろにはオランジュリー博物館があります。 

シャンゼリゼ通りの入り口。シャンゼリゼ通りのうち、ルーブル側の半分はこういう並木道で自然のみの風景、凱旋門側の半分はお店が並んでてショッピング街。
 

シャンゼリゼ通りの半ばあたり。シャンゼリゼ Champs Elysees って「エリーゼの野」って意味らしいです。
 

ラデュレ Laduree という有名なお菓子屋さん。マカロンをお土産に。イートインもできるみたいです。
 

プチ・バトー Petit Bateau という子供服屋さん。大人向けの服もあり。友人知人におみやげをば。
 

ようやく到着、凱旋門 Arc de Triomphe。この日はすこぶる快晴でした。
 

疲れてたので登らなかったけれど、らせん階段を登ると凱旋門の屋上に登れるようです。つうか凱旋門、相当デカい。

 

エッフェル塔セーヌ川遊覧


凱旋門からメトロに乗って3駅。次はエッフェル塔 Tour Eiffel へ。シャイヨー宮 Palais de Chailot からの一枚。東京タワーとは違ってまわりに高い建物がなにもなくて、その分エッフェル塔の存在があまりに際立って見える。 
 

タワーの足元部分。観光客で賑わっていて、物売りのイカついおっちゃんたちがはびこっていた。ちょうど警官が見回りにきて物売りたちがダッシュで逃げ回るシーンにも遭遇しました。
 

タワーに登る前に、セーヌ川の遊覧船に乗りました。エッフェル塔のすぐそばにある乗り場から、シテ島などの市内中心部を1時間かけて周遊します。ちなみに、一見晴れててあったかそうに見えますがこのときすでに17時。風が冷たくて凍えそうでした。
 

遊覧船に乗りこんで出発する前。船内にはカメラマンが何人も周遊していて、乗客を撮影しまくっていました。ちょうど遊覧から戻ってきたときに、このときの写真がプリントアウトされて出口に掲示されていて10ユーロで販売されるシステム。
 

ということで出発。セーヌ川からみたルーヴル美術館
 

シテ島の先端部分とポンヌフ橋。
 

ノートルダム大聖堂。時間があったら行きたかったんだけど、今回の旅行ではこうやってセーヌ川から眺めるのみとなりました。
 

サン=ルイ島まで回ったところでUターン。ここから復路。だいぶ陽も落ちてきた頃。
 

エッフェル塔まで戻ってきたの図。
 

より大きな地図で パリ市内 を表示
ちなみに青い線が遊覧船で通ったルート。そのほか、パリ市内で回ったスポットもプロットしています。
 

遊覧船が終わったあとは、ようやくエッフェルに登る。日没の時間だったけれど人がいっぱい並んでいて、上に登るまで30分はかかったか。ここは第2展望台。もっと上まで登るチケットも買ってたんだけどここからさらに長い行列ができていたので、登るのは断念しました。代わりに写真をいろいろ。
 

エッフェル塔の南東方面。高いビルが見えるのはモンパルナスタワー。
 

こちらは南西方面。いちばん街灯が明るく点っていた。セーヌ川の夕暮れって綺麗ですね。
 

こちらは北東方面。右側に見える大きな建物はグラン・パレ。左上に見える小高い丘がモンマルトル。
 

この日の夕食。エッフェル塔から歩いて10分くらいのところにあるレ・ココット Les Cocottes というお店へ。その名のとおりココット鍋をつかったお料理がメインのお店。店内はカウンター席中心のお洒落な内装です。
 

サラダ。バルサコミ酢で煮込んだ豚肉の細切れとゆで卵が盛り付けされたもの。旅行中は野菜大事。
 

かぼちゃのスープ。自然な味わいで美味。
 

スズキの煮込み。上にのった牡蠣が相性抜群でした。
 

野菜の煮込み。いろんな野菜が入ってます。これまた自然な味わいでとても美味。

 

国立近代美術館、モンマルトル


日が空けて金曜日。まずはポンピドゥー・センターのなかにある国立近代美術館 Musee National d'Art Moderne へ。1階でチケットを買ってから、このチューブ状のなかにあるエスカレーターを上って5Fの美術館に入ります。
 

美術館入り口はこんな感じ。ピカソマティスなどの作品が多数展示されてました。企画展もあり。
 

その次はモンマルトル Montmartre へ。サクレ・クール寺院です。
 

この丘の上からパリ市街を眺める。想像以上に眺めがよろしい。モンパルナスタワーが目立ってますな。
 

この日のおそめのお昼ごはん。またしてもガレットを食べに、今度はシテ島の南側にあるクレープリー Creperie Cluny というお店へ。サラダ入りのガレット、目玉焼きのせ。軽い食事にとてもよいです。
 
この日は、お買い物をしにまずラファイエット百貨店に行ってみたものの、あまりいいものがなく早々に退散して、パリ初日に行ったボンマルシェ百貨店にもう一度行ってみた。といってもあまり買ったものはなく、となりにある食品館で夕食の食材を買い出して、この日の夕食はホテルの部屋の中で済ませました。
 

シャンパンはヴーヴクリコ Veuve-Clicquot。今回の旅行で覚えた単語&味。そのほかボンマルシェで買ってきたサラダやフランボワーズのお惣菜、そして日本から持ってきたやきとり缶。十分な夕食であります。