ニース・エズ村・モナコ編01

ニース Nice までの道

フランスはちょうど10月いっぱいまで夏時間で、時差は7時間。成田を土曜の昼14時に出発して、12時間のフライトを経て、シャルルドゴール空港に到着したのが現地時間で同じ日の17時ごろ。ここから3時間の乗り換え待ち時間があって、さらに国内便に乗り換えて1時間半。21時ごろにニースに到着です。
空港からはタクシーでホテルへ。ホテルは街の中心部マセナ広場 Place Mussena にほどちかいB4 PARK HOTELというところ。なかなかご立派なお宿でした。海まで徒歩3分!

 

行ったところの地図と、長距離バスについて。


より大きな地図で ニース・モナコ を表示

 

ニースとエズ村 Eze とモナコ Monaco。ニース市内もモナコのなかも徒歩で回れるくらいの広さ。ニースからモナコまではバスで40分ほど。線を引いてあるのは、両者を結ぶバス路線が通る場所。道は記憶頼りなので多少ズレてるかもしれんけど、だいたいこんな感じのはず。

 

ニースからモナコまでの行き方について、事前に調べたんだけどなかなかこれって情報がなかったので詳しく書いておきます。(以下、2010年10月時点の情報です)

移動方法は、バス以外に鉄道もメジャーみたいです。が、バスの魅力はなんといっても安いこと。ニースの長距離バスターミナルから各方面にバス出てますが、どこまで乗っても片道1ユーロ!これは安い。バスには路線ごとに番号が振られています。
112番がニースからエズ村を経由してモナコへ行くもの。これは山側のルートを走るもので、エズ村の入り口すぐを通ります。上記の地図の青い線がおおよその走行ルート。2時間に1本くらいの間隔で便があります、がこれは平日の話。休日は運休してるって情報もあって乗るのを避けたので、実態はよくわかりません。
100番のバスがニースからエズ村、モナコを経由してマントンまで行くもの。これは海側のルートを走ります。エズ村の近くを通るけれど村の中へ行くには山道を30分くらいかけて登る必要があるらしく、エズに行くには避けたほうがよいでしょう。こちらは10〜15分間隔で頻繁に走ってるので便利。上記の地図の赤い線の道を通ります。

時刻表が現地のウェブサイトにありました。直リンク。(PDFが開きます)

また、南仏ドットコムというサイトに、ほかのバスやこの近辺のコートダジュール地方の情報がよくまとまっていて、とても参考にさせていただきました。

 

 

さて、写真いきますよー

 

ホテル&ホテルのちかく


ホテルの朝食。ニースでもパリでもいつもこんな感じの、パンとスクランブルエッグとハムの朝食をとってました。パンがとってもおいしくて、こんなにうまいパンはめったに食べたことないぞ?!というくらい、どのパンも不思議なくらいうまかった!

 


ホテルから徒歩3分で地中海!この日はあいにくの曇り空。でもこの眺めは最高!あったかい季節に来たらもっともっと気持ちいいことでしょう。

 


海を背に向けて。道路の右側はモナコやメントンへ続いてます。真正面にどーんと立ってるのが泊まったホテル。ホテルの横はブランドショップ通りでした。

 

 

美術館めぐり


街の中心地、マセナ広場からニース駅方面を望む。このあとこの道をまっすぐ歩いていきました。

 


この日は日曜日で多くのお店は閉まっていたが、道沿いに市場は開催されていました。野菜や果物や海産物など。

 


道に迷いつつ30分くらいかけて歩いて到着したのが、シャガール美術館 Musse Chagall。大判の絵がたくさん展示されてました。

 


シャガール自身が写ったムービーが流れていたシアター。このステンドグラスもシャガールによるものだとか。

 


シャガール美術館の次は、マティス美術館 Musse Matisse を目指してまたてくてく歩く歩く。

 


入り口がわかんなくてちょっと歩いたが、ちょっと開けた公園のなかにありました。マティス美術館。こちらも独特なタッチの絵と、あと彫刻も展示されてました。

 

 

海のそばの展望台へ

ちょっと歩き疲れたので、それっぽいバスにふらっと乗ってマセナ広場までリターン。

 


そしてまた海にきた。一瞬ちょっと晴れてきたときの1枚。肌寒い季節なのでビーチに人影はまばらだったけど、海岸沿いの道を走ってる人がたくさんいた。
次は目の前に見える小高い高台を目指して散歩。

 


そのふもとまでやってきた。えらい急な階段が見える。が、階段以外にもすぐ横に頂上に向かう有料エレベーターがあって、迷わずエレベーターで頂上へ。

 


そしてこの上からの眺めがこれ!すばらしい!!

 


手前のほうにすこし陽が射した瞬間。海がキラキラ輝いてる。やっぱ晴れるともっともっと絶景なんでしょうなあ。

 

そして右上の海岸線の先には、海に突き出たところにニース空港があって、、


ときどきこうやって飛行機が着陸していくのが、間近に見えました。

 


さっきのは西側だったけど、これは北側の眺め。赤い屋根の街並みがずらり。ちょっと行くとすぐ山肌が見える。

 


これは東側。すぐに入り江があって港が整備されていた。こちらもすばらしい眺め!

 

 

食いもの食いもの


高台から降りて、西側ふもとにある旧市街を散策。ホテルでもらった観光マップに「地元で一番人気のジェラート屋さん」と紹介されていたお店へ。裁判所のわき道をちょっといった小さい広場にあります。人がいっぱい賑わってるピンク文字のお店ね。

 


めっちゃガラスに写り込んでしまって見づらいけれど、こんな感じでいろんなフレーバーが、この写真に納まりきれないくらいショーケース全部で3個分もずらり。総勢50種類近くものなかから選べる。

 


で、選んだのがこれ。右からバナナ、マロン、カプチーノ、ティラミス。どれもたいへん美味でした!

 


おやつ食べて広場で一休みしたあと、歩いてホテルへ戻ります。みたびマセナ広場へ。このトラムは2007年に開通したばかりらしいです。いい眺めですわ。芝生の中の線路ってキレイだよね。

 


そういえばセグウェイで移動してる人を、ニースでもパリでも何度か見かけた。とくに珍しいわけでもなく、日常の乗り物みたいだ。

 


この日の夕食は、ホテルの近くの人で賑わう小道でみつけたお店へふらりと。まずはニース風サラダ。ツナにトマトにオリーブに完熟ゆで卵、というのがニース風らしい。

 


ムール貝の白ワイン蒸し。ワイン飲みながらこれを食べるのが至福のひと時!日本で食べたことのあるムール貝よりもだいぶ小ぶりでした。

 

 

 

エズ村やモナコのことも1エントリーで書こうと思っていたが、だいぶ長くなってしまった。。。別エントリーに区切ります。