復活!

壊れてた冷蔵庫が復活した!お客様センターに電話して、修理の人に自宅に来てもらったのでした。
 
一連の対応を通じて、ユーザーサポートの神髄をみました。
まずコールセンター。「冷蔵庫が冷えなくなったんすよー」と伝えたら第一声が「ご不便おかけして申し訳ありません」。型どおりの受け答えではあったが、こちらに不快感をまったく与えず、お客様=神として扱われているような感覚。電話という音声だけでしかコミュニケーションが取れないなかで、こういった印象を相手に与えられる受け答えって素敵ですよね。
でもって出張修理に来てくれた中年のおっちゃん。まず事前に訪問時間を電話で連絡してきたときが「もしもし。冷蔵庫の、シャープです。」と、とても丁寧な口調。そして訪問しに来てくれたときも、玄関のトビラを開けるなり第一声が「製品がご迷惑をおかけして申し訳ありません」と、こちらこそわざわざ家まで来ていただいて恐縮な気持ちを伝えようとしたのにさらにその倍返しな恐縮さを先制され。事前に電話で伝えていた症状を元に、さっそく状況を調べてみますね、と壊れてた冷蔵庫を触りだして、ものの30秒でぴたりと原因を特定して、部品交換が必要だといって修理にかかる料金をささっと見積もり。そこから15分後には、もとの快調な状態で稼動し始めた冷蔵庫がいました。しかも作業時間のうち、前半分だけで迅速に修理作業をして、後ろ半分は報告書を書いていただけ。あまりに的確で無駄のない対応作業に、これはプロフェッショナルだと感じずにはいられない。あまりに見事。不調だった原因と理由を的確に簡潔に説明してくれて、「これでもう大丈夫だとおもいますが、もし万が一調子がよくならなければ、」と直通の連絡先を伝えてくれて。こういう作業をする職業の人たちって、技術力も間違いのない確かなものに加えて、お客さまに接するときの態度もとても礼儀正しいんですよね。話もとても平易で分かりやすいし。修理をお願いしたこちらがむしろ感謝とかすがすがしいとかそんな気持ちに包まれた。すげえよシャープ。
 
これでようやく、朝ごはんに牛乳が飲めるようになったし、家に帰ったらキンキンに冷えた缶ビールが飲めるようになったし、冷蔵庫が使えなくて不便していた生活から開放されました。文明の力って偉大だ。