本読んだ。東京タワー@江國香織

 

なんだか無性に恋愛ストーリーが読みたくなって、五反田ブックオフの¥100コーナーで見つけたのがこの本。
リリーフランキーの東京タワーが流行ったころにごっちゃにしてたんですが、こちらは最初に雑誌連載していたのは1999年、とだいぶ前のストーリーらしい。

 

さて、なにの予備知識もなく読み始めてみたものの。ストーリーは、大学生の少年2人がそれぞれ年上の女性と不倫愛をする物語。共感できるところは何一つなし。。
 
感じたのは2点。1つは、そもそもフィクションだとは分かっていても、人間の行動って、とても理性では説明できないような感情のままに突き動かされるものなんだな、ということ。
それからもう1つは、話の舞台に港区芝のマンションだの代官山のバーだの、やたらと洒落た場所が出てくること。どれも自分とは縁遠い場所だなーということ。今の自分の毎日も無理矢理ドラマチックな脚本に起こしたら、こういう生活として語ることができんのかなー、なんて考えたりした。

 

いやまあ、十分excitingな日々を過ごしている自覚はあるのでいいんだけどね。

 

 

東京タワー

東京タワー