読書読書

こんど人前で話をする機会があって、それにむけて下準備がてらお勉強お勉強。本屋に行ってめぼしいものを買ってきたり、過去に買ったものや会社の本棚にあるものにもあらためて目を通してみたり。とりあえず今日はこのへんにざっと目を通しました。
さて、どんな話に仕立てようかな。

新ウェブ・ユーザビリティ

ヤコブ・ニールセンの訳書。おもに「企業サイト」を作るときの話が多い。90年代末のウェブ黎明期と現在とで「サイト制作の常識」が変わったことが整理されていたり、ほかいろいろ。

標準ウェブ・ユーザビリティ辞典 (インプレスの辞典)

名前のとおり辞典。細かいノウハウ集と、考え方の読み物的内容が両方あり。システムやデザインに関することだけでなく、コンテンツに関するユーザビリティ向上についても豊富。

ヒューマンコンピュータインタラクション (IT Text)

ウェブに限らず工業デザイン全般に関するユーザインタフェースについての教科書的な内容。人間の認知科学や生理に関するところから、おもに情報システムのUIにかんする概論。つーか共著ひとたちのなかに大学時代の同じ学科のセンセイがいるじゃーん。

ユーザ中心ウェブサイト戦略 仮説検証アプローチによるユーザビリティサイエンスの実践

ユーザビリティを高めるための方法論についてを中心に書かれた本。ユーザテストがとにかく大事、と繰り返し書かれている。

実践 Ajax ―Web2.0アプリケーション開発への手引き

JavaScriptの話。prototype.jsなどの有名フレームワークの話とか、ユーザビリティの話、ブラウザ差の話、など。実践入門編的な内容。

Ajax Hacks ―プロが教えるWebアプリケーション構築テクニック (O’ReillyのHacksシリーズ)

「実践Ajax」と内容がだいぶ似てた。

Flash Hacks ―プロが教えるテクニック&ツール100選

2005年初版発行のわりには内容がちょっと古いような？（原著は2004年）。Flash特有のテクニックがいっぱい。

Mind Hacks ―実験で知る脳と心のシステム

人間の五感や脳の中での処理の話に深くつっこんだ内容。なかなかおもしろい。実際の仕事に応用するにはちょっと遠いか。