W杯クロアチア戦と電通の話。
ここ数年のサッカーへの盛り上がりには異様なものを感じる訳ですが。
クロアチア戦のあった日曜日、夜メシ食いに外に出たら青い服の人たちをいっぱい見かけて、そうかこれからサッカーかーなんて思った私は完全にW杯負け組。
さておき。
どうも試合直後のジーコインタビューで、暑い時間に試合したことを「テレビ局がそれを望んでいる以上仕方がない」なんて発言があって、電通が戦犯として攻撃されているとかなんとか。
だいぶ強烈にワンサイドな意見を述べてらっしゃるのがこちら。周辺情報も調べてくれていてなかなか秀逸です。
そのほか、「サッカー」「電通」でブログ検索するとこれでもかというほどヒットしますね。ざっと見てみると、電通のことを攻撃して祭りあげる主張してるのが大半っすね。
でだ。
愛国心を抜きにして、冷静に客観的に左脳トークで考えたときに、果たしてホントにそう?というのも考えてみたい。
暑い時間帯、について
電通ってホントにこれで不当に儲けたの?
試合終わってえらいすぐの時間にインタビューするのね。
TV局の中の人たち
- 試合直後、TV局アナウンサーたちは必死に「これで予選突破の可能性が残りました!」なんて無理やり前向きなコメントを発してたけど。
- そうじゃないよね、ここで勝っとかなきゃマズい試合に、勝てなかったんだよね?
- そこまで無理やりなコメントをしてまで、次回ブラジル戦の注目を集めて、視聴率を稼ぎたいのかしら?
- ゴン中山が、ニガい顔しながら「・・いや確かに首の皮は残りましたけどね、」と直球ストレートなコメントしてたのがとても印象に残ってます。
- ジーコ発言をアドリブで?訳さなかった同時通訳の人は、むしろ局側から臨時ボーナスもらってもいいくらいのグッジョブだったのでは?
- まぁ英語通訳の人は正確に訳してしまったのでバレてしまってるわけだけど。
サッカーに限らず、柔道にせよ、バレーボールにせよ、TV放映の都合を優先させるがゆえに競技ルールを変更している例はこれまでほかにもあるので、もはやマスコミがどう影響力を振りかざそうとあまり驚きも落胆もしないです。世の中そんなもんだ。
ここのはてブコメントはわりと冷静〜というか電通一本槍ではないコメントが多し。「日本が勝ってればこんな議論は起こらなかった」ってのは納得。