本読んだ。スティーブ・ジョブズ-偶像復活 iCon
- 作者: ジェフリー・S・ヤング,ウィリアム・L・サイモン,井口耕二
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/11/05
- メディア: 単行本
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500ページを超える大書。ようやく読み終わりました。。
アップルコンピュータ社長の半生記。まわりにMacintosh好き、ジョブス信奉者が多いんだが自分はこの人についてぜんぜん知らず、この本で初めてそのキチガイな天才っぷりを知りました。
禅への傾倒、自分が養子でありながら自分の子供をなかなか認知しないワケわからなさ、あまりの独裁ぶりに、自分が創業したアップルをいちど去ってしまうこと、ピクサーを創業してディズニー映画を制作し成功する過程、どれもこれもその個性の強烈っぷりにびっくりです。
人をその気にさせてしまう交渉力だとかプレゼンテーションだとかが随所に描かれてます。いったいどれほどのカリスマなのか、いっぺん生で見てみたいものです。
それから、デザインへのこだわりがすごいのね。電話帳サイズの筐体のなかにコンピュータのメカニックを全部納めろ!と号令かけてみたり、TVCMの出来栄えに細心の注意を払っていたり、こういう人がいたからあのカタチのiPodが誕生したんだな、とすごく納得です。
日本ではホリエモンだの村上ファンドだのと騒がれているけど、そんなレベル超越しちゃってると思いました。
伝説みたいにして書かれているけど、全然まだビジネスの第一線で活躍してるんだよね。まだこの先も伝説を作ってくれるのかなーと思うと、今後もアップルの動向に目が離せなくなります。