NIRO ハイビジョンサウンドスピーカ「Q:」スタート編

Q:徹底レビュー中!

さて。ハイビジョンスピーカー「Q:」のモニター開始 で書いたとおり、高級スピーカー「Q:」のモニタープログラム中です。今回は家に届いてから設置してスタートするまでの話。

でかい箱が家に届いて、中身を取り出すとこんなかんじ。スピーカーが3つとアンプ。メインとトップのスピーカーはおもったより小さめながら、サブウーファーがでかいです。箱から取り出すのも一苦労。

配線自体はかんたんで、アンプと各スピーカーをつなぐコネクタがすべて形状が違うので間違えることもなく。むしろどこに置くか(せまい家のどこになら置けるか)悩む時間のほうが多かった。で、ちゃちゃっと設置を済ませていざ音を出してみる。うむ、すばらしい重低音。さすがごっついウーファー。しかし注意深く聴いてみると、どうもトップスピーカーからは音が出ていない。いろいろ調べてみると、音源が5.1chではなく2chステレオのときはトップスピーカーからは音が出ない仕様らしい。
ここから、トップスピーカーから音を出すまでの道のりがめっちゃ長かったとです。。。そもそも5.1chなんて意識したことなく、自宅にそれ用のモノも自分の知識もなにもなくて、逆に勉強するいい機会になりました。箇条書きで列挙すると、、、

  • ウチにあるサラウンド用のデバイスPSXのみ。
  • まずは何も考えずにPS2ゲーム(塊魂)を入れてみる。トップスピーカーからは音が出ない。
  • ゲームソフトのパッケージを見てみると、どうもこれは5.1chではなく単なるステレオだったんだな。
  • 唯一家にあったDVDを見てみる。今度は音がならない。
  • PSX側で、光デジタルの出力設定があって、初期設定ではオフになっていた、PSXのマニュアルを隅まで見直してようやく発見。
  • ようやく音が鳴った。でもトップスピーカーからは相変わらず音が出ない。どうもこのDVDもドルビーといいつつ5.1chではなく2chステレオ音声だったようだ。
  • Q:のマニュアルを熟読してみると、ステレオ音声の音源をマルチチャンネル化してくれるドルビープロロジックという機能が搭載されているらしい。
  • これが初期設定ではオフになっているけれど、有効にするとようやくトップスピーカーからも音が出るようになった。
  • そうか。5.1chで鑑賞するには、プレーヤーが対応していてスピーカーが対応していてソフトも対応していて、でもってデジタルケーブルで配線しないとダメだったのね。

 

というわけで、ようやくQ:の音を視聴できるようになりました。もともと持っていたスピーカーが重低音が弱かったのもあり、腹に響くようなサブウーファーの音がとても素敵です。