成都・都江堰
中国四川の大地震で、都江堰(とこうえん)という町がとくに被害がはなはだしいと報道されている。
そういえば都江堰ってずっと昔に行ったことあるな。過去の写真を引っ張り出してみた。以下すべて1999年8月に撮影したものです。
都江堰の堰の上から。都江堰市のまんなかに大きな川(岷江=みんこう)が流れていて、都江堰というのはこの川につくられた巨大な水利施設。この堰はりっぱな建造物だったが、それ以外の建物はあまりしっかりした造りではなかったよなーといううっすらした記憶がある。壊滅的に崩れたいまの地震後の映像を見るとさすがに心が痛む。
成都からひたすら北へ、こんな山道を走り続けた先でした。
このときの旅の目的地は、山奥の秘境にある世界遺産。これは黄龍(こうりゅう)というところ。石灰質の黄色い地肌が階段状プールみたいになっている地形。
こちらは九寨溝(きゅうさいこう)というところ。めちゃめちゃ澄んだ湖と森が広がる。
どちらも当時、まだ人が少なくて自然しかないようなところだったが、今は観光地化が進んで外国人観光客も増えているんだとか。このへんも今回の地震の震源から近いようだが、あの大自然の風景も地震で影響受けたりしてんのかなぁ。