北陸へ行ってきた。(富山編)

金沢編に続いて、翌日の富山編。

 

富山城


水面に映る姿が見事。ちかくに行ってみると、あたり一帯は整備工事の真っ最中で、お城も案外こじんまりしていてちと拍子抜け。

富山ブラック」大喜



富山の人の間では有名なラーメン屋だとか。しょっぱいくらい味が濃ゆい真っ黒なラーメンが名物らしい。いくつか店舗があるうち、富山駅前店に行ったら定休日でがっくりしたので10分歩いて西町本店へリベンジ。食べてみたら、思ったほどしょっぱくはないかんじ。あ、いや、でもメンマはだいぶ塩辛かった。白ごはんがあればもっと食べやすいんでしょうが、本店ではライスはメニューにないらしい。
醤油辛いうどんダシが好きな関東の人には案外受け入れられるのでは。でもそういえば「富山ラーメン」ってぜんぜん聞かない単語だよね。「和歌山ラーメン」「熊本ラーメン」なんかはよく耳にするのに。。

富山港・岩瀬浜


冬の日本海が見てみたくて、富山駅から真北に向かって岩瀬浜へ。北陸の冬はいつも雪が降るかどんより曇るかのどちらかで、青空が広がることはないって聞いていて、もっと荒々しく波打って「ざっっぱーーーん」と白しぶきを上げる海を期待してたんだが、この日は地元民もビックリするような超快晴。穏やかな砂浜の向こうには北アルプスの白い山々がはっきりと見えて、これは予想外に期待を裏切られて得した気分。防波堤のコンクリートの上では釣り人がたくさん。

 



岩瀬浜駅のそばにあるカナル会館。ここでまたしてもお寿司。ブリが最高にうまかった。手前から2個目のはちょっと珍しい「白エビ」の握り。

 


港のそばには展望台がありました。あまり高い展望台ではないのだが、周囲の建物はどれも低いものばかりなので遠くまで見える見える。


望遠鏡(無料)を覗くと北アルプスの山々がとてもはっきりみえる。ダメもとで望遠鏡のレンズに携帯カメラのファインダーを近づけて撮影してみたら、思いのほかいいかんじの写真が撮れちゃいました。3000m級の山々にしっかり雪が積もっていて、とても壮観な景色。


昔からある近くの街並み。酒蔵や問屋さんが並ぶ。銀行も周囲に溶け込むようなたたずまいになってた。

ライトレール


富山駅岩瀬浜の間は、ライトレールとよばれる電車が走っている。富山は路面電車も走ってんだけどこれはそれとはちと違うようで。数年前までJRの路線だったのが採算合わず第三セクター化したところ、むしろ以前より客が乗るようになって業績もよくなったらしい。詳しくはwikipediaで。あたらしいせいか車両も駅もきれいに整備されていて、いわゆる路面電車特有の昭和っぽさがまったくなくてとても近代的な感じ。


東岩瀬の駅のそば。周囲はとてものどかな雰囲気。


ちなみに上記写真の撮影姿はこんな具合。。

北陸往復


行きは飛行機で小松へ飛んだんですが、帰りは電車で。特急はくたか。北陸方面と越後湯沢を結ぶ特急。


ぶりかまめし駅弁。大きな鰤の煮つけがやわらかくてうまい。
ちなみにこの1泊2日で食べたものを列挙すると、居酒屋1軒、寿司屋2軒、ラーメン2杯、軽食3軒、家飲みで牛たんスモーク1袋、駅弁1つ、と旅行の醍醐味とはいえ食い倒れにもほどがある。

 

土産の話



富山の友人への手土産として、何を持ってくか迷った末に選んだのがコレ。∞プチプチ(むげんだいぷちぷち)。流行しているって話を聞いてて自分もちょっと遊んでみたかった一品。すでに持ってたらアレだなーと懸念していたんだが、この商品自体知らなかったらしく、どうも富山ではまだ流行が遅れている(暴言)ようで一安心です。
どうでもいいが彼からは「こんなの持ってるよ」とまりもっこリ人形2体(やや大きめ)を見せびらかされました。自分の土産チョイスの方向性は決して間違っていなかったと納得。