ブロガー×オーマイニュースのシンポジウム「市民メディアの可能性」に行ってきた。

最近イベントに出かけてばっかだな。。きのうはオーマイニュースのシンポジウムにいってきました。


ブロガー×オーマイニュースのシンポジウム「市民メディアの可能性」

 

鳥越編集長をはじめ豪華なパネリスト陣、白熱した議論、期待を超える面白さでした。
 
個人的な感想は、、
もともとオーマイニュースへの特別な強い思い入れはなくて、「なんかやってんなー」程度だったのだが、今回のシンポジウムに参加して、「オーマイニュースこんなんで大丈夫かよ?」に変わりました。

なんかね、つい先日FACTAの阿部編集長という強烈な個性を見たばっかりってのもあるかもしれないが、新しいメディア立ち上げに対する「熱意」がFACTAとは決定的に違うのよね。鳥越氏にしても編集陣にしても、雇われてやっている感というか、ビジネス臭というか、熱意や社会的使命とかよりもそーいったものばかり感じてしまいました。やっぱり根本にある、「韓国で流行ったものをとりあえず日本に持って来ました」という出発点がいかんともしがたいのかなー、と思います。
決して「いまの日本にこーいうメディアが求められているから立ち上げたんだ」という出発点ではないみたいなのよね。それは、どんな質問をしても読者視点の考えが出てこないことからも然り。競合メディア分析をしていないと公言していたことも然り。

 

 

ほか、思ったことを箇条書き。

  • 途中でITmedia岡田有花記者の記事の話題が登りましたが、たまたま自分の隣に別のITmediaのかたが座っていて、やり取りが100倍面白かったです。
  • 鳥越氏はやっぱりTV慣れしてるだけあるねー。言ってる内容はこれまでインタビュー記事になっているものと同じこととばかりでしたが、コメントのしかたがうまかったです。キャッチーというか、釣られるのをむしろ狙っているというか。
  • 鳥越氏が途中退出したあとも議論が白熱し、残された編集2人を吊るし上げにするような雰囲気になってしまいました。そんななかで平野氏の質問受け答えののらりくらりっぷりがツボでした。
  • 会場が早稲田大学だけあって、学生からの質問が多くて、なんだかほほえましいものを感じました。まだ夏休みだろうに、熱意やる気のある学生を見るとなんだか嬉しくなります。(どこのオヤジだ?w)
  • 藤代氏の司会っぷりが見事でした。ナイス強引。ナイス仕切り。

 

ほかの参加者のブログなど。

オーマイニュースによる当日の記事

パネリスト磯野氏による回顧

 

以下は当日ではないが関連記事。

パネリスト佐々木氏が創刊前に編集部に警鐘を鳴らした記事

司会の藤代氏

パネリスト山口氏の事前分析

パネリスト中台記者による前日の実践記事

 

(以下9/5追記)

司会者藤代氏の回顧録。会場アンケートの結果報告もあり。

パネリスト山口氏による当日の音声ファイル公開と当日感想。

パネリスト磯野氏の後日談。

ITmedia。話題に上った岡田有花記者の釈明アリ。

と思ったら岡田記者本人による反論。キタコレ!

インプレスInternet Watch

日経メディアラボ

2ちゃんのひろゆき氏。

 

でもって今日は今日でこんな出来事も。良いか悪いかはおいといて、このBuzz効果はスサマジイですなぁ。
fix's memo:オーマイニュースで自分の実名晒して犯罪自慢?