『「次の十年」のキャリア構築と「個のエンパワーメント」』いんすぱいあ。

梅田望夫氏のブログを読んで雑感。

「次の十年」のキャリア構築と「個のエンパワーメント」 - My Life Between Silicon Valley and Japan

言われているような、一人一人が雇用先に依存しすぎず、個々のスキルを元に労働対価を得ていく、って姿が当然の未来だと信じてやまない自分はあまり世間一般的ではないのかな。今の世の中のどこの組織でもおなじだと思うんだけどなぁ。「仕事の報酬は仕事」じゃないけど。
Give&Takeの考え方として。そーやって自分が周囲からtakeさせてもらうかわりに、はたして自分は何をgiveできるかなぁ、というのは人生の永遠のテーマっすね。

 

 

もーちょっと掘り下げてみる。
いわゆるホワイトカラーなお仕事については言われている通りでいいと思うんだけれど。労働市場を見渡すと、そうではない単純作業が求められる仕事もやっぱり需要としてあると思うんだよね。
「新人がすぐに仕事覚えられて」「オペレーションミスしにくい」ワークフローがすでに敷かれている仕事。
たとえばコンビニバイトとかそうだし。アマゾンの商品配送の裏側とかもそうみたいだし。←コレに詳しく書いてあった。
そーいう環境では「個のスキル」なんてまったく求められないわけで。
そんな場所の労働者たちがなにか主張するには、むしろ前近代的な「労働組合」の形がやっぱりしっくり機能するのかなぁ、なんて思ったりもします。
それと同時に、そういう業務ワークフローを設計する側のような仕事をしているひとりとして、単純作業をしていくなかに、いかに仕事のモチベーションを見いだしてもらうか、その人のスキルになるようなことがあるか、なんて視点も忘れないようにしたいなあ、とおもう夜下がり。

 

 

紹介されている元記事も読んでみた。英語は苦手なのよー!かなりガンバった。。

Creating a Gem of a Career

 

いいことばをみつけた。"What you want to learn is how to learn."

自分も、仕事を引き継がれるときによく聞くこと。「わかんないことに出くわしたときって、どこで調べたりだれに尋ねたりしてました?」 小手先の事実を1つでも多く聞くことより、こまったときの確かな情報源を1つでも多く確保するほうが自分にとっては大事。…っていう自分の考え方はそう間違ってないって思っちゃっていいのかなー、っと。。

 

 

梅田氏つながりで。こんなニュースも見つけました。

テレ朝系でアニメ業界初のFlashテレビ番組 - 六本木経済新聞

これこそ「チープ革命」じゃ−ん。どのくらい映像のクオリティが違うのか(自分みたいなシロートにも認識できる差があるのか)、いちど見てみたいね。webじゃさすがに見れないかなw。
これで万が一「やっぱりFlashで作ってもクオリティ変わんないじゃん」てなことになればアニメ制作業界は火の車ですぜ。