本読んだ。東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

母親に「読め」言われて読みました。


東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー?江國香織?え、ちがう人?リリー・フランキー?だれそれ、外人?ニホンかぶれの外人が書いた本?
・・なんて状態でページを開いてみたら、なーんだ、めっちゃ日本人やん。めっちゃ博多弁丸出しやん。めっちゃ人情ドラマやん。

 

ってことで一気にのめりこみながら読んでしまったとよ。会社で昼休みに読んどったら、いたるところで感情移入してナミダを浮かべてしもーて、こげんこつじゃとても人前じゃ読めんばい!こげな王道なお涙頂戴モノにはホント弱かとです。・・おかげで口調までエセ博多弁ばなっとっとぉ。

 

後半、主人公がいまの自分とおなじくらいの年齢のころの話は、出てくる地名も身近なところばかりで、のめりこみ度も絶頂。そしてね、母親がコレ読めといって自分に渡してきたその真意を考えてしまうのですよ。登場するオカンとかなりキャラがカブっている部分もあり。・・私もこーいう人生を送っていきたいから、息子のアンタも協力ヨロシクね!、っておもってるんだろうなー。いやまあ将来面倒見るつもりないわけじゃないけどさ。でもなんだか重てーなぁ。。。


 
なんて個人的なことはさておいても、とてもいい物語でした。じわじわと評判になってた本で、こんどドラマ化される、というのもすごく納得です。