子供が改札を通過したら親にメールが行くサービス「あんしんグーパス」

あんしんグーパスは、PiTaPaカード(キッズカード、ジュニアカード)を利用する小中学生が対象で、阪急電鉄能勢電鉄京阪電車PiTaPaに対応した路線で利用可能。自宅最寄り駅と学校や塾のある駅を登録すると、往復の改札通過のタイミングで計4回のメールが保護者の携帯電話に届く仕組みだ。

子供が改札を通過したら親にメール、関西私鉄で正式サービス - ケータイWatch

 

こういうお年頃の子供がいるわけじゃないので想像でしか言えないけれど、これはかなりベンリなサービスだと思う。保護者の気持ちとして、子供がいつどこでなにしてるかすごく気になると思いますもん。なにかと物騒な世の中だし。毎日よけいなメールが来るとわずらわしい?いーや、わんさか来る出会い系メールの数々を前にしたら可愛いもんでしょう。

 

子供の側にしたらどーなんでしょうね。行動監視されるのはいやだろうなぁ。寄り道もできないじゃん。

いちおうターゲットは小中学生に限定してるみたいだけど、そのうち「タカシも中学生になったからあんしんグーパスも卒業だね」みたいな元服式イベントがブームになったりするかも? 小学館の小学○年生に「親を心配させないグーパスのウマい使い方」みたいな特集記事がでたりとか?

 

こーいうサービス、地方自治体とかが主体になって提供するのかなーとか思いきや、携帯サイトの情報料月額315円を売り上げ金として民間でやるらしい。いやでもコレ、鉄道事業者にとってもキラーコンテンツになるでしょきっと。大都市だと目的地までの電車ルートがいくつもあったりするから、親心的に「グーパス対応してるこっちの路線で通わせよう」という思考は当然あるはず。こうして定期券収入確保。鉄道事業者ウマー。

 

あとは信頼性の面でしょうかね。
この定期券(?よくわからないが)が別の人の手に渡れば「なりすまし」になるわけだし。おれのような個人情報極力さらしたくない人間からすると、通知メール配信用に自分の携帯アドレスを鉄道事業者方面に知られるのもちょっと抵抗あるし。

ま、これからどんな感じで運用されていくのか、様子を見ていくことにしましょう。ダイジョウブ、自分はまだとうぶん子供できる予定ないから!

 

※トラバさせていただきました。
思考錯誤
uramotyの視点、書き下し。
扇子がない!!