美大の卒業制作展@国立新美術館

 

六本木の国立新美術館で開催されている美大の卒業制作展にいってきました。

 

開催主体としては2種類が同時開催ということみたいですが、多摩美武蔵美、東京造形大、女子美日芸、東洋美術学校のあわせて6つの美大の卒業制作展がせいぞろい。自分と美大卒業制作展としては、去年金沢で初めて見に行ってえらく感銘を受けて以来の2回目。

 

 

じつはこの1ヶ月で3回も美術展に出かけたりしてるんですが、今回のが一番おもしろし。いろいろアイデアが練られた「ナルホド!」と唸るような作品がずらり。絵画から映像から彫刻から、さまざまなジャンルの作品がところ狭しと盛りだくさん。かなり見ごたえあります。

個人的には、絵画よりも彫刻などの立体作品のほうが見ごたえありますなあ。いや絵画作品も目を見張るものがありますが、立体造形のほうがなんだかわくわくする。東洋美術学校の作品がかなり実践的な商業デザイン寄りなのに対して、他の大学のは純粋なアートを志向している対比がまた面白い。印象に残った展示は、ポケットティッシュを積み上げた発想の作品と、ぐうたら生活セット(だったかな?)と銘打った作品の中に実際に入ってくつろいでいた女の子。

 

来週末まで開催しています。かなりおすすめです。入場無料ですので、時間ある人はぜひ。