本読んだ。「箱〜Getting Out Of The Box」

箱―Getting Out Of The Box

箱―Getting Out Of The Box

  • 作者: ジ・アービンガー・インスティチュート,The Arbinger Institute,冨永星
  • 出版社/メーカー: 文春ネスコ
  • 発売日: 2001/10
  • メディア: 単行本
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自己啓発系なはなしが、ストーリー仕立てで描かれています。古畑任三郎をほうふつとさせるようなそのストーリー展開には、ついつい惹き込まれてしまいます。

話のテーマは、職場や家庭での「人間関係」のこと。人間関係がうまくいっていないとき、自分はどう周囲を考えているのか、そのことが周囲へどんな影響を与えているのか、周囲には自分の姿がどう映っているのか、ハッとさせられるような話が分かりやすくたくさん書いてあります。

自分にも身に覚えがあるような話ばかり。そうだよねー物事がうまくいかないときって、周囲の他人や環境ばかりに不満をぶつけて、自分のことは棚に上げて、むしろ理論防御を重ねて自分を正当化させようって、ついしてしまうよね。そんな状況を、第三者の視点から客観的にかんがえてみましょう、という本です。

めちゃめちゃオススメの本です。あまりに目が覚めるような新しい発見が多い。いろんな人にも読んで欲しいと思う1冊。

自分がこの本にオビを書くなら文句なしでコレ。

 

「泣きながら一気に読みました。」

 

百式管理人田口さんの書評には『最初の20ページぐらいは「それは詭弁では?」と思うような微妙な議論』とあるのですが、あまり詭弁とは感じられず素直に読めてしまったジブンは単なる甘ちゃんなのでしょうか(笑)

 

なかなか手に入りづらいらしいですが、自分は近所の図書館で見つけました!