ハワイ旅日記2011夏 4日目 ハワイ島マウナ・ケアツアー


早起きしてビーチ散策。ちょっぴり虹が見えた。
 

その虹は、はっと気がついたら、先が伸びてこんなに立派な虹になっていた。ダブルレインボー!
 

しかも、内側の虹はきれいにアーチを描いて反対側は海面まで到達していた。こんなの初めて見た。
 

朝ごはんはホテル内の朝食ビュッフェで。和洋折衷にチョイス。「納豆」の文字が力強い。
 

ちなみにこの日の朝は、雨が降ったり止んだりしていた。だから虹にも逢えたんだろうね。写真は、眩しい光が射してるのにめっさ大雨中の瞬間。
 

 

さて。この日のメインイベントは、ハワイ島にある標高4205mの山、マウナ・ケアに登ること。この山頂は空気が澄んでて星空がよく見えて、世界的にも天体観測に適した場所。各国の天文台が建造されていて、日本の「すばる望遠鏡」もここにあります。
2年前にハワイ島に行ったときに、本当はここにも行きたかったんだけどツアーの予約が取れず行くことができなくて、今度こそのリベンジの旅。

行く手段ですが、各社のツアーを探してみたところ、今回滞在のオアフ島から出発の1泊2日ツアーは1つしか見つからなくて、そのツアーを利用しました。初日昼にハワイ島に渡って、マウナ・ケアに登ってサンセットを見て、そのまま星空観測して、でホテルに戻って1泊。翌日にオアフに戻る、というプランです。

 




飛行機に乗ってハワイ島へ。一部は前日の日記にも載せたけど、窓からの眺めがよくて、何枚も写真撮ってしまった。ワイキキビーチ〜ダイアモンドヘッド。
 

オアフ島の南東にあるラナイ島。海がものすごく綺麗。なにもないところにゴルフ場だけが見えた。(左手前)
 

ホノルルから40分。ようやく見えてきたハワイ島。ここは溶岩の島で、流れてきて黒く固まった跡が島内のあちこちにある。
 

コナ空港に到着。この平屋建ての開放的な空港、大好きだわー。
 

まずホテルにチェックイン。島の西海岸にあるキングカメハメハホテル。3月の大震災のときに津波がハワイにも押し寄せて、このホテルも床上冠水したんだとか。
 

ホテル内のABCストアで買ったサンドイッチを昼食に。
 

さあ出発。溶岩が広がる平野の中に伸びる一本道。
 

溶岩は一面にでこぼこと広がっているんだけど、たまに大きな穴があいてて中が空洞になってる場所があるんだとか。
 

マウナ・ケアを目指してひたすら走る。ずいぶん走ってもまだ遠くに海が見える。つうか雲がめっちゃ近い。
 

標高3000m付近にあるオニヅカ・ビジターセンターに到着。めっちゃ雲に包まれてるw 高山病の予防で、大気が薄い状態に身体が慣れるよう、ここで1時間休憩。
 

そしてさらに上へ。ここはもう雲よりも高い場所。めっちゃ視界がクリアで、陽射しも強烈。標高でいうと富士山より高い場所まで到達。
 

雲海はずっと下界のほうに広がる。
 

さらにもっと上へ。ようやく山頂付近。ようやくたどりついた、すばる望遠鏡
 

ここには各国の天体望遠鏡が総勢13基、ずらりと並ぶ。


ワイ島で2番目に高い山マウナ・ロアの山頂が、とおく南の雲海の向こうで顔を出していた。


マウナ・ケアの山頂は双子の山になっていて、あっちの山頂のほうがわずかに高いらしい。自分らが登ったのはこの山頂より数メートル低い地点。


そしてこの雲海の中に夕日が沈む。


沈んじゃった。雲海が文字どおり海のよう。


いろんなツアー会社の人が来ていて、いっしょに日没を見た旅行客はけっこう多かった。

 

そしてこのあとは、満点の星空観測ショー。三脚がなくてうまく撮影ができず、写真はなし。見たことないくらいの無数の星が空一面に広がる光景、写真撮りたかったわー。ガイドさんいわく、3000個以上の星が浮かんでいた夜空。さらに天の川もうっすら雲のように見えて、それも含めたら数万以上の星が見えていたことでしょう。
たまたま新月の日で月明かりもなく。ずっと見ていたら流れ星がいくつも落ちていくのが見えた。一定の速度で動き続ける星明かりも見えて、これは人工衛星なんだとか。まさかそんなものが肉眼で見えるとは。
そんななかで1時間にわたって、ガイドさんが星座の説明を丁寧にしてくれた。夏の大三角形はどれとどれとどれだの、さそり座はこことここが両手のハサミでしっぽがこの部分で、その横にいる射手座がこのように弓を掲げてさそり座の心臓を狙っているだの、ギリシャ神話をよく知らない人にもわかりやすい、日本語での解説。本当に、言葉で表せないくらい神秘的で星空にロマンを馳せる1時間でした。

 

 

この日のハワイ島での行動をGPS計測していたもの。
everytrailで、行きの詳細帰りの詳細がそれぞれリンク先で見れます。緯度経度に加えて標高も測位できていて、標高4200m地点まで登ったことが分かる。(こういうのをゆっくり眺めてニヤニヤするのが僕の趣味w)